Tool Factoria

初心者向け・画像付き操作ガイド

効果音生成ツールの使い方

効果音生成ツールは、合成音と内蔵の素材から短い効果音(SE)を作るツールです。 プリセットを開始点に選び、試聴と微調整を繰り返して、WAVと設定JSONで保存するまでの基本操作を実際の画面で説明します。

このガイドでできること

  • プリセットを選び、試聴しながら短い効果音を調整する
  • 調整した音をWAVで保存し、設定をJSONで保存して後から読み込み直す
  • 簡単モードと詳細モードの違いを知り、必要なときだけ詳細モードへ進む

短い効果音向けのツールです。BGMの作曲や長時間の音声編集、録音した音そのものの再現を目的としたものではありません。

基本操作

5ステップで効果音を作って保存する

ツールを開くと、簡単モードが選ばれた状態で表示されます。ツールの初期表示は、ゲーム演出(UI操作)にある「決定音1」が選択された状態です。

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プリセットを選ぶ

簡単モードのプリセット一覧から、近い雰囲気の効果音を1つ選びます。選んだ直後に自動で再生され、操作パネルの「現在選択中のプリセット」が切り替わります。

プリセットは「斬撃」「打撃」「銃器」「ゲーム演出」「8bit風」などの区分に分かれ。 迷ったときは、使いたい場面に近い名前のボタンを選び、気に入らなければ別のボタンへ切り替えてください。

プリセットを選ぶと、スライダーの値もそのプリセットの設定に切り替わります。調整を始めたあとで別のプリセットを選ぶと、その調整は新しいプリセットの設定で置き換わります。

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▶ 試聴で音を確認する

操作パネルの「▶ 試聴」を押すと、現在の設定でもう一度再生します。保存する前に、長さ、音の高さ、余韻が使いたい場面に合っているかを耳で確認します。

再生中はボタンの表示が「再生中…」に変わります。操作パネルにはプリセット名も表示されるので、いま聞いている音がどのプリセットかを確認できます。

① プリセットのボタンを選びます(画像は斬撃プリセットの一部)。② 操作パネルの「▶ 試聴」で現在の設定を再生します。画像は初期表示の「決定音1」が選ばれた状態です。クリックで拡大
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かんたん微調整で整えて、もう一度試聴する

「かんたん微調整」のスライダーを少しずつ動かし、そのたびに「▶ 試聴」で聞き比べます。一度に複数の項目を大きく動かさず、1項目ずつ変えると違いの原因を切り分けられます。

スライダーを動かした内容は、その場では音に反映されず、次に「▶ 試聴」を押したときの再生とWAV保存に反映されます。 調整のあとは必ず試聴して、音量が大きすぎないか、末尾が切れていないかも確認してください。

音量・長さ・高さを整えます。素材では「音程を保つ」「長さを保つ」を選べます。打点・余韻の0dBは選択時の設定のままです。画像は「軽い斬撃」での例です。素材があるため維持オプションと打点・余韻を使えます。クリックで拡大
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WAVと設定JSONを保存する

操作パネルの「WAV保存」で効果音のファイルを、「設定JSON保存」で調整内容を保存します。ゲームや動画で使う音はWAV、後から作り直すための設定はJSONです。

保存するファイル名は、現在の設定の名前が基準になります。プリセットを選んだときはその表示名、設定JSONを読み込んだときはJSON内の名前を使います。たとえば「ジャブ」を選んで保存すると、WAVは「ジャブ.wav」、設定JSONは「ジャブ.json」です。 スライダーで調整しても名前は変わらず、同じ名前で保存し直すとブラウザの設定によっては「(1)」などが付きます。

WAV保存を押すと、効果音を書き出してダウンロードし、「WAVを保存しました。」と表示されます。設定JSON保存でも同様に「設定JSONを保存しました。」と表示されます。 保存先や確認ダイアログの表示は、お使いのブラウザの設定に従います。

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設定JSONを読み込んで再編集する

「設定JSON読込」から保存済みの.jsonファイルを選ぶと、保存した時点の設定が画面に戻り、続きから微調整して再試聴・再保存できます。

読み込みに成功すると「設定JSONを読み込みました。」と表示されます。読み込んだ設定は、簡単モードのスライダーにも詳細モードの一覧にも反映されます。 読み込めない場合は、このツールで保存した設定JSONかどうかを確認してください。

① WAVを保存します。② 設定JSONを保存します。③ 保存した設定JSONを読み込んで続きから編集します。クリックで拡大

かんたん微調整の項目

スライダーの名前は、画面に表示される名称のまま説明します。打点・余韻は選択時の設定からの差分、ほかのスライダーは画面の値を基準に調整します。 一度に大きく動かさず、少し動かして試聴する使い方が基本です。

音の大きさと長さ

  • 音量(ゲイン):全体の大きさです。上げすぎると利用先で大きく聞こえるため、試聴で確認します。
  • 効果音の長さ:音の長さを変えます。素材では通常、音の高さも変わります。「音程を保つ」をオンにすると、素材の高さを保って長さを調整できます。チェックを切り替えただけでは音は変わりません。出力全体の長さは最大10秒です。
  • 末尾の無音:−100で検出した無音を削除し、+100で最大1秒の無音を追加します。
  • フェードイン/フェードアウト:音の出だしと終わりをなめらかにします。音のある部分に適用されます。

音の高さと音色

  • 音の高さ(ピッチ):音の高低を変えます。素材では通常、鳴る長さも変わります。「長さを保つ」をオンにすると、素材の長さを保って高さを調整できます。チェックを切り替えただけでは音は変わりません。
  • 明るさ(トーン):高音の出方を変えます。
  • 衝撃・歪み(重み・肉感):音を歪ませて、重さや厚みの印象を変えます。
  • 金属共鳴(微弱刀鳴り)/白刃摩擦(メタルフィルター):金属的な響きや擦れ感を足す項目です。主に刀や金属を想定した項目なので、使う場面に合うか試聴で確認します。

押し出しと空間

  • 打点/余韻:素材の当たりの強さと、その後の響きを別々に足し引きします。0dBは選択した設定のままです。「素材N件に適用」で対象数を確認でき、対象がない音では操作できません。
  • パンチ(音の押し出し):音の押し出しを調整します。強くすると音の質感も変わります。
  • 残響(部屋の響き):部屋で鳴っているような響きを足します。
  • ステレオの広がり:左右の広がりを調整します。有効なステレオの広がりの強さが0より大きい場合、または詳細モードの「動き」で左右の動きがある場合は、ステレオのWAVになります。ほかにこの条件を満たす加工があれば、このスライダーを0にしてもステレオのままです。

上げる前に聞き比べる

パンチやステレオの広がりは、値を上げると音の質感や出力ファイルが変わります。 どの項目も、効果が出る値や音の好みは音ごとに違うため、値を決め打ちせず、変える前後を聞き比べて決めてください。

補足

詳細モードの見方

詳細モードは、基本操作の5ステップには必要ありません。簡単モードのスライダーで足りない場合に、音源・素材・エフェクトを個別に編集するためのモードです。 簡単モードの操作パネルにある「詳細モードで編集」を押すか、画面上部の「操作モードを選んでください」から切り替えます。素材ごとの音量曲線・帯域曲線、音程と長さの独立調整、打点・余韻、逆再生、動きも詳細モードで編集できます。

[補足] 詳細モードは、操作パネル、編集画面、一覧画面で構成されます。画像は初期状態での例です。クリックで拡大

操作パネル

戻る・進む、新規、新規を保存・破棄、全体を試聴、アクティブを試聴、初期値に戻す、WAV保存、設定JSONの保存・読込が並びます。「上部に固定」は初期状態でオンで、外すと画面上部への固定を解除できます。

編集画面

「音源」「素材」「全体のエフェクト」のタブから、追加する項目を選んで編集します。変更前と変更後の試聴、編集前に戻す操作もここにあります。

一覧画面

保存済みの音源・素材とエフェクトを番号付きで表示します。各行で編集、有効・無効、削除、強さの調整ができます。

詳細モードでも、WAVと設定JSONの保存・読込は簡単モードと同じです。詳細モードを開いている間に別の設定JSONを読み込むと、編集中の下書きと選択行、戻る・進む履歴は破棄され、読み込んだ設定から編集を始めます。 音源・素材の行数や全体のエフェクト数、音の長さには上限があります(長さは最大10秒、全体のエフェクトは最大10件)。

WAVと設定JSONの違い

WAV(利用する音)

ゲームや動画などへ組み込む効果音のファイルです。試聴と同じ処理の考え方で書き出す設計ですが、端末やブラウザによる差が出る場合があります。組み込む前に、保存したWAV自体を再生して確認してください。

設定JSON(再編集用の設定)

調整内容を保存したファイルです。音そのものではなく、あとで同じ効果音を作り直したり、少しだけ変えたりするために使います。WAVと設定JSONは同じ名前で拡張子だけが異なるため、組にして保管すると探しやすくなります。

効果音の生成、試聴、WAVの書き出し、設定JSONの読み込みはブラウザ内で完結し、音声データや設定内容はサーバーへ送信されません。 ツールが使う素材の出典や商用利用の案内は、ツールのページにあるよくある質問を確認してください。

つまずいたときの確認

音が出ない、「音声の再生開始に失敗しました」と表示された

ブラウザは、ページを操作する前の自動再生を制限することがあります。画面をクリックしてから、もう一度「▶ 試聴」を押してください。それでも出ない場合は、端末の音量、ミュート、再生先の出力機器を確認します。

スライダーを動かしても違いが分かりにくい

スライダーは次に再生するときに反映されます。動かしたあとに「▶ 試聴」を押し、動かす前の音と聞き比べてください。複数の項目を同時に大きく変えている場合は、1項目ずつ戻して原因を切り分けます。

思った音にならないときの見直し

まず別のプリセットを選び直し、音の方向性が近いものから始めます。そのうえで音量、長さ、明るさの順に整えると確認しやすくなります。保存したWAVは、利用先の再生環境で音量差が出ることがあるため、使う場所で実際に聞いて確認してください。

設定JSONを読み込めない

このツールで保存した.jsonファイルかどうかを確認してください。内容が変更された設定や、未対応の形式の設定は読み込めない場合があります。画面に表示されたエラーの内容を手がかりに、保存し直したファイルで試します。

エフェクトを追加できない

全体のエフェクトは最大10件です。上限に達している場合は、詳細モードで不要なエフェクトを削除してから、パンチやステレオの広がりを調整してください。

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