
✓この記事でわかること
- 1幅1080pxなら3:4は高さ1440px、4:5は1350px
- 23000×4000pxを4:5にすると、高さを合計250px切る計算になる
- 3長辺1080pxと幅1080pxを区別し、固定の圧縮率で投稿後の画質を保証しない
Instagram向けに画像を整えるときは、対応する比率、元画像から切る範囲、保存時の劣化を分けて確認します。特定の容量や品質%にすれば投稿後の画質が保証される、という手順にはしません。
1. 公式の対応条件と、制作する寸法を分ける
Instagramの写真解像度ヘルプでは、iPhone/Androidアプリから共有する写真について、幅320~1080px、比率1.91:1~3:4の範囲なら元の解像度を保持すると説明されています。対応外の比率はトリミングされ、幅が大きい画像は1080pxへ縮小されるという案内です。これは写真の解像度の条件であり、保存形式や圧縮率、色が一切変わらないという保証ではありません。
3:4で幅1080px
高さは1080×4÷3=1440px。4:5より縦に90px長い寸法です。
4:5で幅1080px
高さは1080×5÷4=1350px。正方形なら1080×1080pxです。
これらは比率から求めた制作寸法です。4:5を「最も縦に大きい」と扱わず、写真の内容に合う比率を選びます。プロフィール、ストーリーズ、広告、外部サービス経由の投稿を、この写真ヘルプだけで同じ仕様と決めつけることもできません。
2. 3000×4000pxの写真を4:5にする例
ここからは構図を考える架空の計算例です。元画像が3000×4000pxなら3:4なので、比率を保って幅1080pxに縮小すると1080×1440pxになります。
同じ写真を4:5にしたい場合、幅3000pxを残すと高さは3000×5÷4=3750px。元の高さ4000pxから合計250pxを切ります。中央で切る設定なら上125px・下125pxですが、顔や商品が上寄りなら切り取り位置を動かします。その3000×3750pxを幅1080pxへ縮小すると1080×1350pxです。
リサイズだけで縦横比を変えると、被写体の形を伸ばしたりつぶしたりすることがあります。切り取りと縮小を区別して操作してください。元から希望の比率・寸法なら、必ず切り取りと縮小を追加する必要はありません。
3. ツールで縮小するときは「幅」と「長辺」を区別する
当サイトの画像リサイズの「SNS投稿」プリセットは長辺1080pxです。上の3:4の縦写真に適用すると810×1080pxになり、幅1080pxの1080×1440pxとは異なります。幅を1080pxにする例を再現するなら、「幅を指定」で1080pxを入力し、アスペクト比を維持します。
画像リサイズは構図を切り抜く機能ではありません。先に4:5の範囲を決めたい場合は画像トリミングを使い、その出力をリサイズします。元のファイルを残し、保存した画像の寸法を確認してください。この例は計算と実装の設定内容の照合であり、Instagramに投稿して比較した測定ではありません。
4. 容量の固定目標より、保存前後の細部を比べる
投稿前の圧縮は、必要に応じて容量を調整する操作です。500KB、1MB、品質80%などをInstagram側の再圧縮を回避する境界として扱える測定結果はありません。すでに容量が小さく見た目も問題ない画像へ、圧縮を追加する手順を必須にしません。
文字や細い輪郭、顔、暗部を、元画像と保存画像で同じ表示倍率にして見比べます。保存時点でにじみが増えたなら、元画像から保存条件を変えて試します。劣化したJPEGを再保存して容量だけ増やしても、失った細部は戻りません。
投稿後に違いを調べる場合は、アプリのバージョン、投稿方法、元画像と保存画像の寸法・形式・容量を記録します。投稿先の変化と、投稿前の編集で起きた変化を分けるためです。JPEGで背景を付けたことだけで、投稿後の色や画質が変わらないとは判断できません。
