Tool Factoria

初心者向け・画像付き操作ガイド

AI画像メタデータ管理の使い方

AI生成画像に埋め込まれたPrompt、Negative Prompt、Seed、Modelなどを確認し、用途に応じて残す情報と削除する情報を選ぶ方法を説明します。 画像の読み込みから解析、PNGの項目別設定、Before / After、JSON・ZIP保存まで、実際の画面に沿って進めます。

AI画像メタデータ管理ツールを開く

先に確認すること

対応形式

PNG・JPEG・WebPを読み込めます。

入力上限

1ファイル10MB、最大20件が目安です。

処理場所

画像の解析・削除・保存はブラウザ内で行われます。

対応形式と、画像の読み込みから保存までの基本的な流れを確認します。クリックで拡大

基本操作

7ステップでメタデータを確認・整理する

1

画像を読み込む

PNG・JPEG・WebPの画像を選び、メタデータを解析します。「画像をドロップ、またはクリックして選択」を押し、対象画像を選びます。

複数画像を同時に読み込めます。1ファイル最大10MB、最大20件までが画面上の目安です。元ファイルは変更されません。

① 画像を選ぶと、ブラウザ内で解析が始まり、ファイル一覧へ結果が追加されます。クリックで拡大
2

削除プリセットを選ぶ

SNS公開用、研究用、完全匿名化から、残したい情報と削除したい情報に近い設定を選びます。 初期状態は「SNS公開用」です。プリセットを押すと、説明文と削除対象の予告が切り替わります。

プリセットは目的に合わせた初期設定です。画像を公開する前に、実際に削除される項目をBefore / Afterで確認してください。

② SNS公開用・研究用・完全匿名化から、残したい情報に合わせて選びます。クリックで拡大
3

PNGの個別項目を調整する(任意)

PNGテキストチャンクの項目ごとに、チェックを入れて削除対象を指定します。「詳細設定(PNGテキストチャンクの個別選択)」を開くと、parameters、prompt、negative prompt、workflow、comment、description、source、softwareを確認できます。

チェックを入れた項目が削除対象です。例えばPromptだけを削除して、SeedやModelの記録を残したい場合は、対象項目の選択を見直します。

この個別設定はPNGのテキストチャンク向けです。JPEGやWebPはプリセット側の設定と形式固有の処理が適用されます。

③ PNGでは削除したいテキストチャンクだけを選択できます。クリックで拡大
4

解析結果を確認する

生成元の推定、プロンプト、生成パラメータ、個人情報パターンなどを確認します。 ファイルカードには、対応形式、画像サイズ、容量、推定生成元などが表示されます。

詳細を開くと、Prompt、Negative Prompt、Steps、Sampler、CFG、Seed、Size、Modelなどを確認できます。個人情報パターンが検出された場合は、公開前に内容を見直してください。

生成元はAUTOMATIC1111、ComfyUI、NovelAIなどの特徴を使った推定です。推定結果だけで生成元や権利関係を断定しないでください。

④ メタデータ詳細を開き、Promptや生成パラメータを確認します。クリックで拡大
5

チャンク一覧と削除前後を確認する

PNGの構造と、選択中の設定で削除・保持される項目を確認します。「PNGチャンク一覧」を開くと、IHDR、tEXt、IDAT、IENDなどの構造を確認できます。

その下のBefore / Afterは、現在のプリセットや個別設定で削除・保持される項目の予告です。ここでPrompt、Software、Commentなどの扱いを確認してから保存へ進みます。

⑤ PNGの構造と、削除前後の状態予告を確認します。クリックで拡大
6

削除方法を選ぶ

メタデータJSONを先に保存し、必要な画像は個別または一括で削除して保存します。 まず記録を残したい場合は「メタデータJSON保存」または「全件メタデータをJSONで保存」を使います。

画像単位の「削除してDL」は、そのファイルだけを削除設定に沿って保存します。複数画像では、処理結果欄の順次保存またはZIP保存を使うと受け取りやすくなります。

PNGはテキストチャンクを直接除去しますが、JPEGやWebPは形式によって再描画・再エンコードを経る場合があります。重要な画像は、保存後の見た目と容量を確認してください。

⑥ 必要ならメタデータJSONを記録してから、削除後の画像を保存します。クリックで拡大
7

結果を保存・記録する

個別保存、順次保存、ZIP保存、削除レポートのコピーから用途に合う方法を選びます。 「ファイルをまとめてダウンロード」は成功したファイルを順番に保存し、「ZIPにまとめてダウンロード」は1つの圧縮ファイルとして保存します。

処理完了の成功件数と対象件数を確認し、失敗がある場合は対象ファイルの形式・容量・破損状態を確認してから個別に再試行します。

「削除レポートをコピー」では、選択したプリセットと削除内容を記録できます。作業後は必要に応じて「すべてクリア」で画面上のファイル一覧を消します。

⑦ 成功件数を確認し、順次保存・ZIP保存・JSON保存から方法を選びます。クリックで拡大

プリセットの選び方

「何を消すか」は公開先や記録の残し方で変わります。迷ったら、削除前にJSONを保存し、Before / Afterを見てから処理してください。

SNS公開用

プロンプト系、EXIF、XMPを削除します。SeedやModelも公開したくない場合の投稿前確認に向きます。

研究用

プロンプト系を残し、位置情報などのEXIFを削除します。制作記録を残しながら公開前の情報を整理したい場合の目安です。

完全匿名化

AIメタデータ、EXIF、XMP、コメントなどを広く削除します。ICCプロファイルは色味維持のため保持されます。

形式別の注意点

PNG: テキストチャンクを直接除去するため、メタデータ削除のための再エンコードは行いません。個別項目の保持・削除を確認しやすい形式です。

JPEG: EXIF、XMP、コメント、C2PA関連セグメントなどを対象にします。形式や設定によっては再エンコードされる場合があるため、保存後の画像を確認してください。

WebP: メタデータ削除はCanvas再描画を経由する場合があります。出力後の見た目・容量・形式を確認してから公開してください。

生成元推定、個人情報検知、C2PA検出は、ファイル内の構造や文字列から得られる確認材料です。すべての情報を検出できる機能ではありません。

うまくいかないとき

画像を読み込めない

PNG・JPEG・WebPか、1ファイル10MB以内かを確認します。拡張子だけでなく、実際のファイル形式が対応しているかも確認してください。破損した画像やブラウザが解読できない画像は解析できません。

解析結果にPromptや生成元が表示されない

画像に対応するメタデータがない、または本ツールが扱う形式・構造ではない可能性があります。表示されないこと自体が、メタデータが完全に存在しないことを保証するものではありません。

削除後も画像の見た目に情報が残っている

このツールが削除するのはファイル内のメタデータです。画像そのものへ描き込まれた文字やロゴは消えません。保存後の画像を開き、必要な範囲を目視で確認してください。

JSON・ZIPを保存できない

ブラウザのダウンロード設定、保存先の空き容量、複数ファイル数を確認します。大量ファイルで失敗する場合は、件数を分けて処理し、個別保存も試してください。

関連ツール

よくある質問

画像そのものの見た目は変わりますか?

PNGはテキストチャンクを直接除去するため、メタデータ削除のための再エンコードは行いません。JPEGやWebPは設定や形式によって再描画・再エンコードを経る場合があるため、保存後の画像を確認してください。

生成元の推定結果は確定情報ですか?

確定情報ではありません。特定のチャンク名、文字列形式、JSON構造などを使ったブラウザ内の特徴判定です。表示された生成元は確認の手がかりとして扱い、断定には使わないでください。

プロンプトを残して他の項目だけ削除できますか?

PNGでは詳細設定を開き、削除したい項目だけにチェックを入れます。チェックを入れた項目が削除対象で、未選択項目は保持されます。JPEGやWebPは形式ごとの削除方式が異なります。

元の画像は変更されますか?

元ファイル自体は変更されません。削除後の画像は別ファイルとして`_clean`の名前で保存されます。必要に応じて、処理前にメタデータJSONも別に保存できます。

画像はサーバーへ送信されますか?

送信されません。画像、メタデータ、JSON、ZIPの生成はブラウザ内で行われます。共有端末では、作業後に結果をクリアし、保存先も確認してください。