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VPNとIPアドレスの仕組み|プライバシーを守るために知っておくこと

この記事でわかること

  • VPNを使うと通信がVPNサーバー経由になり、相手には自分の本来のIPが見えなくなる
  • 公共Wi-Fiでの通信内容の盗聴防止に特に有効
  • VPNは万能ではなく、Cookie追跡やアカウントログインによる特定は防げない

「VPNを使えば安全」とよく聞きますが、VPNが何を守ってくれて、何は守れないのかを理解していますか?IPアドレスの仕組みとあわせて、VPNの正しい使い方を解説します。

1. IPアドレスとは何か

IPアドレスとは、インターネット上の「住所」です。Webサイトを閲覧するとき、相手のサーバーにはあなたのIPアドレスが伝わります。IPアドレスからは、接続しているプロバイダや大まかな地域(都市レベル)が特定できます。

自分のIPアドレスは、以下のツールで確認できます。

2. VPNの仕組み

VPN(Virtual Private Network)を使うと、通信が一度VPNサーバーを経由します。Webサイト側から見えるIPアドレスは「あなたのIPアドレス」ではなく「VPNサーバーのIPアドレス」になります。

また、あなたとVPNサーバー間の通信は暗号化されるため、同じネットワーク上の第三者(公共Wi-Fiでの盗聴者など)に通信内容を見られるリスクが大幅に下がります。

3. VPNで守れること・守れないこと

守れること

  • 本来のIPアドレスの隠蔽
  • 公共Wi-Fiでの通信の盗聴防止
  • ISP(プロバイダ)による閲覧履歴の記録を防ぐ
  • 地域制限のあるコンテンツへのアクセス

守れないこと

  • Cookieやブラウザのフィンガープリントによる追跡
  • ログインしているアカウントによる個人特定
  • マルウェア感染の防止
  • VPN提供者自身による監視

4. 信頼できるVPNの選び方

  • ログを保持しないポリシー(No-log):通信履歴を記録しないと明示しているサービスを選ぶ
  • 実績のある有料サービス:無料VPNは収益のため通信データを販売するケースがある
  • 第三者監査済み:独立機関がセキュリティを検証済みのサービスが望ましい