この記事でわかること
- ✓VPNを使うと通信がVPNサーバー経由になり、相手には自分の本来のIPが見えなくなる
- ✓公共Wi-Fiでの通信内容の盗聴防止に特に有効
- ✓VPNは万能ではなく、Cookie追跡やアカウントログインによる特定は防げない
「VPNを使えば安全」とよく聞きますが、VPNが何を守ってくれて、何は守れないのかを理解していますか?IPアドレスの仕組みとあわせて、VPNの正しい使い方を解説します。
1. IPアドレスとは何か
IPアドレスとは、インターネット上の「住所」です。Webサイトを閲覧するとき、相手のサーバーにはあなたのIPアドレスが伝わります。IPアドレスからは、接続しているプロバイダや大まかな地域(都市レベル)が特定できます。
自分のIPアドレスは、以下のツールで確認できます。
2. VPNの仕組み
VPN(Virtual Private Network)を使うと、通信が一度VPNサーバーを経由します。Webサイト側から見えるIPアドレスは「あなたのIPアドレス」ではなく「VPNサーバーのIPアドレス」になります。
また、あなたとVPNサーバー間の通信は暗号化されるため、同じネットワーク上の第三者(公共Wi-Fiでの盗聴者など)に通信内容を見られるリスクが大幅に下がります。
3. VPNで守れること・守れないこと
守れること
- 本来のIPアドレスの隠蔽
- 公共Wi-Fiでの通信の盗聴防止
- ISP(プロバイダ)による閲覧履歴の記録を防ぐ
- 地域制限のあるコンテンツへのアクセス
守れないこと
- Cookieやブラウザのフィンガープリントによる追跡
- ログインしているアカウントによる個人特定
- マルウェア感染の防止
- VPN提供者自身による監視
4. 信頼できるVPNの選び方
- ログを保持しないポリシー(No-log):通信履歴を記録しないと明示しているサービスを選ぶ
- 実績のある有料サービス:無料VPNは収益のため通信データを販売するケースがある
- 第三者監査済み:独立機関がセキュリティを検証済みのサービスが望ましい
